グローバル人材 身だしなみの重要性

グローバル人材を語るとき、多くの場合は語学力や異文化コミュニケーションについて語られることが多いのですが、これ以外にも留意すべきところはたくさんあります。
本稿では、そのうちの一つ、身だしなみについて話そうと思います。
なお、話の性質上、本稿の対象はいわゆるオジサンがメインになります。
ちなみに私はまったく普通のオジサンで、おしゃれ好きでもイケおじでもありません。
なのでこの文章は、普通のオジサンから普通のオジサンに向けて、お互い気をつけましょうね、という語り掛けです。
仕事はできるのに
私がアメリカに赴任していた時のこと。ある駐在員の先輩(男性)で、少しおなかが出ていて、なぜかいつもワイシャツがだらりとズボンからはみ出ており、髪の毛もボサボサな感じの人がいました。
その先輩、仕事はきちんとやるし性格も穏やか、とても良い人なのですが、無頓着そうな外見に加え、少々英語が苦手でオドオドしてしまうときがあり(私に言わせると人の好さの裏返しですが)、同じ部門にいる一部の現地スタッフから軽んじられたり、非協力的な態度をとられていたのです。
「人を外見で判断してはいけない」というのは正論ですが、残念ながら世の中正しい人ばかりではありません。
それでも、そういう人たちと仕事をしていかなくてはいけないのだから、最低限の身だしなみには注意を払うべきだ、というのが私の考えです。
「人に不快感を与えない」だけでいい
さて、ふつうのオジサンである我々、背伸びをしてカッコつけても仕方がない。なので「人に不快感を与えない」だけ気にすれば十分だと思うのです。
では、そのためには何をすればいいのか。
色々な考えがあるとは思いますが、次のことだけ気にしませんか?
・におい
・毛髪
・振舞い(これも身だしなみです)
におい
難しいですよね、自分のにおいは感じにくいので。
でも、薬局に行けばデオドラント剤が売っていますし、男性向けのボディソープもあります。少しでも気になるならこういうのを使えばいいのです。
歯ブラシセットも携帯用があるし、それもなければ水で口をすすぐだけでもずいぶん違います。
逆に、においが気になるあまり「シトラスの香り」やら「フレッシュミント」やらをバンバン身にまとうと、これまたキツイので注意しましょう。
服はきちんと洗濯していますか?スーツやコート類、クリーニングに出していますか?
自分が気づかないうちに汚れやにおいがついているものです。
そしてもう一つ、喫煙者はタバコのにおいに注意。
タバコを吸う人はピンとこないでしょうが、吸わない人はかなり遠くからでもタバコのにおいがわかります。それぐらい強い匂いなのです。
毛髪
髪の毛ばかりを気にしがちですが、むしろ鼻や耳を気にしたほうが清潔感は上がるように思います。
家電量販店や通販サイトなどで、エチケットカッターが簡単に買えるのですからこれを使わない手はないです。
あと、ひげに関して言うと、生やすのはもちろん良いのですが、きちんと手入れはしたほうが良いと思います。
芸能人で無精ひげを生やしている人がいますが、あれは計算された「ビジネス無精ひげ」。
一般人の我々が「オレってワイルド」とやっても、多くの場合イマイチです。休日ぐらいはサボって良いですけどね。
振舞い
いくらにおいや毛髪に気を配っても、振舞いが残念だとすべて台無しです。店員さんに横柄な態度をとる中高年のことが時々話題になりますが、個人的に思う「あーあ」をいくつか挙げると;
電車の中などで不衛生な癖を出す(特に鼻や口)
盛大なくしゃみ(しかも手でおさえない)
食事の時の、いわゆる「クチャラー」
歩きタバコ、そしてポイ捨て
他にもありますが、これ以上書くとトゲトゲしくなるのでこの辺にしておきましょう。
最後に
今回は、グローバル人材に関する典型論点とは少し違った観点で書きましたが、「偉そうなことを言っているオマエはできているのか」と言われると目が泳ぎます。
でも、ちょっとだけ身だしなみを気にすることで、いろいろな人がいる会社という場が円滑に回り、人からの評価や信頼をムダに損なうこともなくなるのですから、こんなにコスパの良い事はない。
ビジネスパーソンにとって、意外と重要な要素だと思うのですがいかがでしょうか?
この文章を最後までお読みいただきありがとうございました。

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